先日、SEUVASの営業担当Mさんが児島からはるばる納品に来てくれました。

前回ご好評だった11号帆布カバーオールと、

もう一つは新たにタッサーレギュラーシャツの入荷です。

今日はその”タッサーレギュラーシャツ”について。

✔TASSA REGULAR SHIRT ￥18,500+TAX

すこし生地のお話になるのですが、

タッサーとは経糸に対して太い緯糸を平織したややしっかりめの生地で

かつては神社の神主さんの羽織やいお医者さんの白衣として愛用されていた生地だそうです。

しかし時代が進むにつれ化繊に移り変わり、今ではあまり見ないものへとなりました。

そして何より、このシャツのタッサーは倉敷の由加山にある機屋さんが生産してくれているのですが、

亭主が御年で、さらに跡取りも居ない、引き継ぐ業者もいないとのことでいつ無くなるかわからない状況だそうです。

そんなお話を聞き、その背景込みで皆様にこの素敵なシャツをお伝え出来ないかと取り扱うことにしました。

少しお話長くなりましたね。

この哀愁漂う由加山産タッサーを今回もSEUVASが縫製工場ならではの技術で仕上げてくれています。

形は誰でもご愛用頂けるベーシックシャツのデザインながら

ドレスシャツの様な細かい運針や

環縫い&綿糸によって随所に生まれる製品洗い後のパッカリングによる雰囲気など侮れない出来です。

もちろんトップボタンはハンドメイドの天草牡丹。

技術を真剣に伝える一方、こういった遊び心忍ばせる心意気大好きです。

モデル172cm/64kg サイズL着用。

生地感を伝えるにはもってこいなほどベーシックなデザイン。

シーンを問わず気兼ねなく取り入れることが出来ます。

パンツイン、アウトを問わない裾のラウンド具合も絶妙。

ここにも良い感じにパッカリング（縫製・洗いによる畝）出てます。

角がカーブしたポケット。何だかほっこりするサイズ感・形です。

もちろん通常のシャツ生地と比べるとハリのあるしっかりとした質感です。

がしがし着て自分の体に馴染ませていく快感を楽しんで頂けますよ。

今回は少し長い内容になりました。すみません。

デイリーユースだからこそ上質で、そしてそのバックストリー込みで気に入っていただける。

そんな哀愁たっぷりなシャツですので皆様宜しくお願い致します。

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