既にヘッズ達の間では話題かもしれませんが、
2020ssよりスタートしたH.UNITの”黒タグ”シリーズ。
H.UNITのモノづくりをより色濃く表現するレーベルで、
通常ラインナップ商品では見られないリメイク技が施されたシリーズです。
当店ではカスタムシャツが届きましたので早速ご紹介です。
✔Indigo chambray customized shirt
一目でただモノではないとわかるその存在感。
ワークシャンブレーシャツをベースに、松田氏のリメイク技が絶妙に落とし込まれた一着です。
まずは存在感のある大判の胸ポケット。
軍モノなどみられるマチ付きのカーゴポケットを大胆にドッキング。
しかし大味になり過ぎない様に通常より細かいミニヘリンボーン素材を採用するなど
拘りも伺えます。
袖口や裾は一度ぶった切られてハンドステッチを走らせるという”らしい”デザインに。
この不規則な運針がミシンによるステッチワークでは味わえない温もりが表現されています。
また全体には程よくドリップ加工（ペンキ）がちりばめられ、全体の雰囲気をうまくまとめています。
これがあるのと無いのとでは仕上がりに差が生まれるのは説明するまでもなく。
それでは早速着てみましょう。
model.172cm/64kg SIZE2着用
期待通り、抜群の存在感。
袖丈や着丈はすっきりしていて、身幅はややワイドなのも絶妙なバランス感です。
フロントは全開にしてバサっと羽織った感じも男らしくてGOOD。
ベースがシャンブレーですのでデニムパンツとの相性も統一感が出て良好です。
そしてそして
敢えてミリタリーシャツと重ねた当店流スタイル。
素材、雰囲気を存分に発揮するために同色のカーキカラーをレイヤードしました。
袖も折角五分袖なので長袖と合わせてレイヤード感MAXです。
余談になりますが、僕はこの作品を見たとき、新鮮さと同時に懐かしさも感じました。
昔、あるブランドで存分に発揮されていた見事なリメイクプロダクト。
当時、それを作っていたのが松田氏と知る由もありませんでしたが、あの時の衝撃にまた出会えた気分でした。
非常にキャラが濃い分、服好きな方には納得して頂けるリメイクシャツかと。
是非とも自由な発想で着て頂ければ、そんな洋服です。
【H.UNIT】
パタンナー松田博文により始動した岡山ブランド。
様々なプロダクトに関わってきた同氏の緻密なパターン技術、リメイク技は業界でも高い評価を得ております。
その唯一無二な作品はコーディネートのメインになる、間違いのないモノばかりです。
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