一昔前は綺麗目なスタイル代表格の洋服だったコート。

最近はシティボーイスタイルでもマストアイテムとなり、カジュアルに取り入れるシーンが増えたかと思います。

そんな世の中の流れもあり、

僕の個人的な趣向もあるのですが今季はロングコートに力を入れてみました。

ロングコートがこんなに充実していることも珍しいので、せっかくだから着比べをしてみようかと。

今回はH.UNIT/weac./FDMTLの2020AWの新作コートを着てみます。

まずは素体の説明から。

実験体A
身長172cm 体重64kg
ジャストサイズ  大体M(SIZE 2)
好きな漫画家 弐瓶勉

シルエットや雰囲気の違いを分かりやすくするために中のコーディネートは固定。

ふっくらしたニット+ベスト+ミドルワイドなテーパードパンツで挑みます。
（ニットは”TURTLE LAST” BLACKパンツはACTIVE SLACKS Gren check）

まずはH.UNITから行ってみましょう。

【H.UNIT】

✔Boild wool cutoff long atelier coat Orange　￥32,000+TAX

軽量で温かい圧縮ウールを使用したアトリエコート。

ラグラン仕様で肩が張り辛くややゆったりとしたシルエットです。

在庫の関係上サイズ1(S)を着用してますが、

元々H.UNITのコートはふんわり羽織れるシルエットなので全然問題ないです。

普段Sサイズの方は勿論、Mサイズの方も窮屈間は無いかと。

ヘルシーなオレンジカラーが非常に好印象。

必殺のT字ポーズ（シルエットを確認するのにはおすすめですよ）

ラグラン仕様なのが幅広いサイズ感の秘訣。

ボディはフレアし過ぎない程度に抑えてあるのでコート初心者にもおすすめなシルエットです。

お次

✔Corduroy gascape coat Brown　￥36,000+TAX

英国のヴィンテージミリタリーウェアからインスパイアされたガスケープコート。

ユニークなデザイン、オーバーシルエットで今季のH.UNITの主役級ミリタリーコートです。

こちらも在庫の関係上サイズ1を着用しておりますが、

先ほどのアトリエコートとも比べてもさらにワイドシルエットなので普段Mサイズの僕でも着れちゃいます。

またまたＴ字ポーズ。

かなり身幅が設けられてるのがよくわかるかと。

中のインナーのボリュームを問わず、すべてを包むように着用できます。

そのコンセプトも正にミリタリー。

あと襟のデザインが非常にユニーク。

「思わず閉めて着たくなる」コートですよ。

お次

【weac.】

✔POPEYE JACKET BLACK ￥19,800+TAX

weac.からもアトリエコートモチーフのコート。

ベーシックで堅実なデザインでありながら、やや太い畝のコーデュロイを使用し、それでいて非常に軽量。

またまた在庫の関係上サイズ1を着用。

が、スマートな印象になりましたが普通に羽織れました。

気心地としてはシャツと間違えてしまうほど軽いです。

必殺の（略

こちらもボディからストンと落ちるシルエットなので初心者におススメ。

非常に安定した仕上がりです。

ブラックコーデュロイがシックで上品な印象を与えてくれますよ。

ネクスト。

✔WEACOAT BROWN　￥29,000+TAX

weac.で永く愛され続けているWEACOAT。

当店にも満を持して入荷しました。

先ほどのPOPEYE JACKETに比べしっかりとした生地感で正に冬の相棒って仕上がりです。

✔WEACOAT BLACK　￥29,000+TAX

ブラックも入荷してます。

ブラウンとは打って変わってクールな印象。

サイズ2(M)着用。

これまでのコートの中では一番重量のある気心地。しっかりしていて暖かいです。

ボンディング加工により生地のハリ、光沢が強く出てます。

この加工がミソで着続けると体に馴染むのは勿論、生地にアタリが生まれて経年変化を楽しめるように計算されているのです。

こちらもストンと綺麗に落ちてくれるシルエットに。

裏地にフランネルチェックを贅沢に採用。

レトロ感があり、weac.らしさ溢れる遊び心です。

ブラックはよりダンディに。

甲乙つけがたい2カラーですので是非頭を悩ましてください。

【FDMTL】

✔INDIGO LONG CARDIGAN RINSE ￥26,000+TAX

FDMTLのロング羽織。

厳密にはコートではありませんが折角ロング丈なのでこちらも参戦です。

サイズ2(M)着用。

前2ブランドと比べかなり独創的なアプローチです。

和洋折衷した世界観を得意としたFDMTLならではなアイテム。

ドロップした肩に脇下がカーブしたドルマン仕様。

ワイドシルエットでリラックス感ある気心地と印象です。

本来カーディガンということもあり生地感としては薄手なので、

軽くてトップスとしてアウターの下に着用可能です。

 

如何だったでしょうか。

一口にコートといってもブランドによってその仕上がりは様々。

コート初心者、経験者問わず納得して頂けるセレクトになっているので、

是非この機会にお試しください。