【H.UNIT】COMBAT COAT/ちょこっと元ネタの話

近年、ミリタリーがムーブメントになっていますが、僕もそれが大好きな一人です。

それ故に、ワーク・ミリタリーがデザインソースになっているものは無条件で取り扱ってしまうこともしばしば。

また寒くなってきたってこともあるので、今一度おすすめアウターのご紹介です。

Nylon combat coat KHAKI ¥39,000+TAX

Nylon combat coat BLACK ¥39,000+TAX

当店で一番メインで取り扱いをさせて頂いてるH.UNITからリリースされたCOMBAT COAT。

このデザイン見てピンと来られた方、相当ミリタリーラバーです。

元ネタのカナダ軍のコンバットコート。(写真は拝借)

位置関係から極寒の中での着用を想定された70~80年代のECWCSコートです。

本物はフードは別パーツ、ライナー付き、フロントとバックにベルトが付属し結構なボリュームと重量を誇ります。

(ちなみにカナダ軍のお給料はオーストラリア軍と張るぐらい高給で有名らしい)

頼もしいスペックですが、日本国内では重たくオーバースペック。

それを元ネタにデザイナー松田氏が料理した結果、現代にもハマるユーティリティーなプロダクトになりました。

無駄なデザインはそぎ落とし軽くて防水性・防風性に優れたウェザーナイロンに。

ざっくり羽織ることが可能で丈感も絶妙。

ほのかにAラインなのもコート好きを自他認める松田氏らしさが表れています。

ハリのあるナイロンになることでテックな印象があるのも◎。

秋~春なども活躍する非常に愛用機関の永い逸品です。

で、同じくもう1型ご紹介。

C/W Combat coat Beige ¥65,000+TAX

同じベースでありながら素材をコーデュロイとウールに置き換え、シンサレートを搭載したバージョン。

より強力な保温性を誇りながら見た目からは想像できないほど軽量です。

素材の色気があってほれぼれします。

着ると手放せなくなるほどあったかいので皆様にも試して頂きたいところ。

より冬用の頼もしさを求めるならこちらをお勧めします。

USアーミーのM-65が折檻し、様々なブランドがレプリカを作ってきた中、

敢えて中々お目にかかれないカナダ軍をデザインソースにしたのは流石っす松田さん。

 

今回みたいに元ネタを知るとより一層愛着が湧きますよね。

これからもデザインソースを探りながら、現代の洋服を楽しんでいきたいです。

 

【H.UNIT】
パタンナー松田博文により始動した岡山ブランド。
様々なプロダクトに関わってきた同氏の緻密なパターン技術、リメイク技は業界でも高い評価を得ております。
その唯一無二な作品はコーディネートのメインになる、間違いのないモノばかりです。

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