【H.UNIT】チノパンの経年変化。

最近商品紹介やスタイルサンプルが続いたのでちょっくら箸休めに。

突然ですが、皆様洋服を”育て”てますか?

“育てる”とか”経年変化”、と聞くとイメージに浮かび易いのは

インディゴ染めされたデニム素材の洋服達が頭に浮かぶと思います。

が、経年変化するのは勿論デニムだけではありません。

チノパンもしっかりがっつり育ってくれます。

今日は僕の相棒である、

H.UNITのクラウンワイドチノがお洗濯からカムバックしてきたのでご紹介致します。

Chino crown size tuck trouser BEIGE

着用約1年、週3~5日程度は穿いていただろうクラウン・チノ。

ジーンズ屋で働いていた癖のせいか、少々ハードに穿き込みました。

洗濯は2~3か月に1回程度と根性穿きです。

写真ということもあり、このままだと少し分かり辛いので

新品のクラウン・チノと比べてみます。

左:新品 右:我が相棒

並べると色が意外とがっつり落ちてるのがよくわかります。

相棒の変わりように僕も驚きました。

上:我が相棒 下:新品

生地はピシっとした風合いからふっくらした抜け感のある風合いへ。

この穿けば穿くほど馴染む感じにやられてヘビロテしまくりです。

洗濯を繰り返すことでポケット口などにパッカリング(ステッチの沿った凹凸)も。

生地の擦れ落ち具合もお気に入りです。

ちょっと分かり辛いですが、もも〜ひざ部分もアタリがでてます。

通勤の時も接客の時もバックヤードでの重労働も共にしてきた勲章です。

ちょっくらもう一回穿いてみます。

model172cm/64kg size2愛用

穿き込みと洗濯の繰り返しで生まれるこの抜けた感じ、最高です。

はじめはツイル独特のピシっと感がありましたが今ではすっかりトロンとした感じ。

この風合いが玄人感があって大好きです。

僕はワークウェアはがんがん使ってなんぼだ、という思考なので。

言うなれば、学校の新品の上履きをわざと汚すあの心理。

因みに丈感はロールアップでやや短めになるように穿いてました。

フラッシャーのイラスト通りに。

デザイナーも推奨している良バランスな穿き方なので皆様も是非。

すっかりアンティークな仕上がりになってくれた我が相棒。

これからもがんがん愛用してやろうと思います。

ジーンズと比べるとイメージが湧きづらいかもしれませんが、

育てるのはチノパンも同じくらいおススメです。

皆様もパンツ育ててみてくださいね。

<ブランド説明>

【H.UNIT】
パタンナー松田博文により始動した岡山ブランド。
様々なプロダクトに関わってきた同氏の緻密なパターン技術、リメイク技は業界でも高い評価を得ております。
その唯一無二な作品はコーディネートのメインになる、間違いのないモノばかりです。

unstable store
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