こんにちは、当店初ブログでございます。
これから週に何回か新作などのご紹介をしていこうと思うのですが、
今回は肩慣らしにちょっとした思い出話でもしようかと思います。
当店でもお馴染みのブランド H.UNIT でのエピソードです。
僕がH.UNITを知り、結果的に取り扱いに至るまではこうでした。
もともと好きなブランドがあってよくそこのシャツを着ていました。
当時 児島のジーンズメーカーに居たころ、その日もお気に入りのそのシャツをたまたま着ていたのですが、
上司から突然展示会に誘われました。
「渡辺くんが好きだったブランドのパタンナーさんがブランドを立ち上げたから展示会遊びに来たら。近所だし。」
ブランドの展示会なんていったことないし、何をしたらよいかもわからん。
けど上司に誘われてしまったし、とりあえず仕事さぼって行くか。近所だし。
そんなこんな考え、ド緊張しながら会場(現H.UNITのオフィス)に向かうと
初対面の松田さんに「そのシャツが好きだということは、この松田が好きだということだよね?」
と開口一番に言われたのを今でも覚えてます。多分松田さんは覚えていないかも知れませんが。
当時松田さんのことは名前だけ知っていましたがこんなにフランクかつダイナミックな方だとは思いませんでした。
“パタンナー”と聞くと職人気質、寡黙で頑固一徹なイメージでした。
(若干困惑しながらも)陳列されているプロダクトたちを見ると、やはりそこには僕好み120%の洋服達が。
吟味された素材使い、計算されたシルエット、そして松田さんならではな高度で非現実的なリメイク。
確かその時はパッチワークのシャツとリメイクのホワイトジーンズを個人オーダーした記憶があります。
それからちょくちょく、あまり頻繁ではなかったですが、オフィスにお邪魔していました。
月日は流れ、僕がジーンズメーカーからセレクトショップに転職し、自分の店をオープンを決心したとき
一番に取り扱いをお願いをしたのもH.UNITです。
あの独自の世界観のプロダクトを何としてでも取り扱いたい。
そしていろんな人に知ってもらいシェアしてもらいたい。
初展示会の時と同じようにド緊張しながら直談判しにいき、心地よくOKして頂けました。
当時は正直、断られるのではないかと思っていました。
今ではうちのメインブランドであり、H.UNITを通して様々なお客様にお会いすることが出来ています。
っと少し長くなりましたがこんな感じでした。
極端な話、一枚のシャツ着ていたら展示会に誘われ、さらに取り扱うまでに至りました。
お気に入りのシャツに関する別のエピソードがまだあるのですが、それはまた今度にしようかと思います。
いきなり思い出話からのスタートになりましたが、ちょくちょくブログも更新していきますので
こちらのチェックも是非宜しくお願い致します。
unstable 渡辺